予想外のアクセス!想定外の結末?公開から始まる本当のストーリー
ホームページ公開はゴールというイメージ、まだお持ちですか?
「ついにサイト公開!これで一段落ですね」
お客様から、そう言っていただくことがあります。確かに、制作プロジェクトの一つの大きな目標ではあります。デザインも決まり、コーディングも完了し、テストも終わって公開に至る。そこには、数ヶ月にわたる制作の軌跡があります。
でも、私たちスタジオミライでは、実は「公開してからが本番」と考えています。
公開前は、データや想定をもとに設計を進めます。でも、実際にユーザーが使ってみて初めて見えてくる課題がある。企業の強みが、実際のアクセスやお問い合わせのデータを通じて、思いがけない形で浮き彫りになることもあります。
実際に、公開から数ヶ月経って「あのページが意外と見られていたんです」と教えていただいたり、「スマホで見たときに、使いづらさを感じる」という現場からの声があったり。そうした「リアル」に触れることで、初めて見えてくる改善のヒントがあります。
今回は、スタジオミライが大切にしている「作った後も、企業と一緒に育て続ける制作の裏側」を、少しだけご紹介します。
公開後に見えてくる「本当の課題」
サイトは公開して終わりではありません。ユーザーの動きが集まり始めてから、本当の課題が見えてきます。
例えば、こんなことがよくあります。
- 予想以上に見られているページが、意外な場所だった
- 想定した導線が、実際には使われていない
- お問い合わせ内容の傾向が、公開後に変化している
- スマホでの操作性が、ユーザーの使い方に合っていない
- 現場スタッフからのフィードバックで、改善点が見つかる
公開前には想像できなかった「リアル」をもとに、次の改善ポイントを一緒に整理していきます。数字と現場の声。その両方を見ながら、「どうすればもっと良くなるか」を一緒に考えていく。それが、私たちが大切にしている姿勢です。
気軽に相談できる制作体制
「ちょっとした更新をお願いしにくい」
「何が問題か分からないから相談しづらい」
そんな不安を抱えていませんか?
スタジオミライでは、「相談のハードルが低い制作会社」を意識しています。小さな修正でも気軽に連絡できる空気づくり、改善点をこちらから提案する「能動的サポート」、専門用語を使わないわかりやすい説明、引継ぎしやすいように情報整理を徹底する。
お客様側の負担を減らし、安心して更新できる体制を整えています。「聞きたいときに聞ける、頼みたいときに頼める」――それが、長期的なパートナーシップの土台だと考えているからです。
なぜ「継続改善」にこだわるのか
継続的に改善していくと、サイトは企業そのものと同じスピードで成長していきます。
継続改善のメリットには、こんなものがあります。
- お問い合わせの質が上がる
- 採用ページが「生きた情報」になる
- 新しい事例や写真がすぐ反映できる
- 企業の変化をデザインに落とし込める
- 社員のモチベーションアップにもつながることがある
サイトは企業の「顔」です。その顔を、時代と企業の歩みに合わせて整えていく。そんな当たり前のことかもしれませんが、実はこの「当たり前」を続けていくことこそが、長期的な価値につながるのです。
公開後、実際はどんな改善をしている?
実際の案件では、公開後に次のような改善を行うことが多いです。
●よくある改善内容
- 写真差し替え(新メンバー・新設備・店舗風景)
- 実績ページの追加
- 採用ページの最新化
- トップページの導線見直し
- バナー・アイキャッチ画像の制作
- 動画の追加や差し替え
- システム開発に伴う機能追加や改善
- 新サービス追加に伴うページ新設
こうした改善を1つひとつ積み重ねることで、「企業の今」が伝わるサイトになっていきます。
担当者と一緒に「戦略を整理する時間」が企業の力になる
スタジオミライでは、公開後の改善に取り組む際、担当者の方と一緒に「いま何が課題で、どこから手をつけるべきか」を整理するミーティングを行うことがよくあります。
これは単に制作の方向性を決めるためだけではありません。担当者自身が社内で判断しやすくなる「視点」を共有する時間でもあります。
一緒に話し合いながら作っていくことで、
- 自社サイトの「見られ方」がわかる
- どんな改善が成果につながりやすいか理解できる
- 社内での説明や企画が進めやすくなる
- 担当者自身の気づきや判断軸が育つ
といったメリットが生まれます。
「担当者を育てる」というより、「伴走しながら企業内の制作力を一緒に伸ばしていく」というイメージに近いかもしれません。制作会社と企業が同じ視点を持てると、その後の改善スピードも、精度も、ぐっと良くなります。
制作会社と企業が「パートナー」になる瞬間
長くお付き合いする中で、「これミライさんに聞いたほうが良さそう」と気軽に声をかけていただくようになります。
それは、制作会社としてとても嬉しい瞬間です。
●スタジオミライが目指している関係性
- 発注ではなく「相談ベース」で進められること
- お客様のチームの一員として動くこと
- Web・写真・動画・システム開発まで一気通貫でサポート
- 一緒に成長し続ける長期的なパートナー関係
サイトは企業と一緒に育つ「共同制作物」。その成長を伴走して支えていきます。
まとめ:公開後こそ価値が生まれるフェーズ
Webサイトは公開した瞬間がゴールではなく、企業の可能性が広がるスタートラインです。
スタジオミライは「作って終わり」ではなく、「公開してからも一緒に育てていく」制作会社でありたいと考えています。
公開したばかりのサイトでも、10年前のサイトでも、少しでも気になるところがあればお気軽にご相談ください。小さな改善が、大きな成果につながることもあります。
サイトの改善ポイントを知りたい、どこから手をつければいいかわからない――そんな方は、お気軽にお問い合わせください。現在の状況に合わせて「最初の一歩」をご提案します。
おわりに
Webサイトは企業の成長とともに、変化し続けるものです。その変化を一緒に見守り、支えていくこと。それが、私たちスタジオミライが大切にしている「制作の裏側」です。
もし、あなたの会社のサイトで「もっとこうなりたい」「この部分が気になる」と感じることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に考えながら、一歩ずつ、より良いサイトを育てていきましょう。
公開して終わりではなく、公開してからが始まり。その当たり前のことを、当たり前に続けていく。それこそが、持続可能なサイト運用の秘訣なのかもしれません。

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